大塚博堂コンサートの思い出

私が大塚博堂の名前、歌を知ったのはサードアルバムが発売されました昭和５３年２月頃ではないかと思います。
「哀しみ通せんぼ」をラジオでよく聞いた記憶があります。
それ以後LPアルバムが発売されるたび大変楽しみであったことを覚えています。
実際に大塚博堂のコンサートを始めて聴いたのは昭和５５年１２月２３日（火）に名古屋市民会館中ホールでした。そのコンサートで歌われた曲名は今となってはあまり覚えていないのですが、「トマトジュースで追いかえすのかい」「私の愛は間違いじゃない」「春は横顔」の曲は今でも歌われた記憶があります。ちなみにこれらの曲は８枚目のアルバム「感傷」のアルバムに納められれています。
そのコンサートの最後に彼が「また来年来ます」と話した言葉は忘れられません。

東京に「大塚博堂倶楽部」という大塚博堂のファンクラブがありますが、時はながれ２０数年後、平成１４年１月２６日に三鷹で例会のライブが行われ、初めて参加したのですが「大塚博堂倶楽部」の会員の中にそのとき同じくそのコンサートを聴いた人（元来名古屋の方ですが、仕事の都合で東京在住です）とお会いしました。人の不思議なめぐり逢いにびっくりしたものでした。

次回は「大塚博堂を歌う全１００曲コンサート」（平成１３年５月１７日）を見たこと今回のライブにつながることについてお話します。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

インターネットの検索サイトで大塚博堂について検索したら、偶然「大塚博堂を歌う全１００曲コンサート」が出てきました。２００１年５月１７日に東京の新大久保のR'art cortで命日コンサートあることを知りました。何とか仕事をやりくりし２０年ぶりに博堂の曲を生で聴きました。出演していた歌手のなかに山田友人、松本幸枝さんがいました。山田友人さんは、博堂の歌声によく似て博堂をほうふつとさせるものでした。また彼女のパワフル歌声、歌唱力には記憶に残りました。とくに彼女が名古屋のシャンソン系ライブハウス「カフェ・コンセール・エルム」で歌っていることを聞き驚きました。

それから１年後知人と「カフェ・コンセール・エルム」で松本幸枝さんのライブを聴き、名古屋に大塚博堂の歌を歌っている歌手の方がいるとこと自体知りませんでした。松本幸枝さんは２００１年３月のコンサート、２００２年１１月のコンサートで各４曲ずつ大塚博堂の曲を歌っています。何度か松本幸枝さんとお話し、特に名古屋市の近郊に日進市の赤池に「青春は最後のおとぎ話」という大塚博堂の曲名と同じ名の喫茶店があります。名古屋でも本格的ライブが開くことができないかと考えたのが最初でした。（文責　管理人）